ビットコインに「独立記念日」があるって、知ってましたか?しかも、それは単なる象徴じゃなかったんです。
あれは、本物の戦いでした。
すべては、あるシンプルな問題── ブロックサイズから始まりました(これが世に語られる「ブロックサイズ戦争」です)。
より多くの取引を処理するために、一部の有力なマイナーや企業がブロックサイズを拡大しようとしたのです。
でもそれは、ビットコインの非中央集権性を危うくする可能性がありました。そしてそこで、いわゆる「ブロックサイズ戦争」が勃発します。
一方にいたのはBitmainやBit Corporationといったマイナー。
もう一方には、開発者、ユーザー、ノード運営者たち ──ビットコインの中核的な価値を守ろうとする人々が立ち上がりました。
そして2017年8月1日、コミュニティは「ユーザー主導ソフトフォーク(UASF)」を発動します。
彼らは事実上、こう宣言したのです。
「このアップデートを含まないブロックをマイニングしたら、我々はそのブロックを拒否する」
そしてどうなったか?
成功しました。アップグレードは完了し、ユーザーたちが勝ったのです。
この日が「ビットコイン独立記念日」と呼ばれるのは、たった一つのことを証明したからです。
それは── 誰もビットコインを支配できないということ。
銀行でも、企業でもない。
ビットコインを動かしているのは、私たちユーザーです。
だから、あなたがノードを立てるとき。
Aquaのようなウォレットを使うとき。
セルフカストディを選ぶとき── それはすべて、その精神を今に受け継いでいるということなんです。
というわけで…
ビットコイン独立記念日、おめでとう!


